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HomePod、iOSからtvOSへ変更

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みなさん、こんにちは。

つい先日、HomePodの音が変わった感をお伝えしましたが、9To5Macによりますと、前回アップデートの「HomePodソフトウェアヴァージョン13.4」でiOSベースからtvOSへ変更していたことが明らかになりました。

どうりで変わったわけですね。今回のOSチェンジが影響したと考えられますが、明らかに低音の響きがマイルド(良い意味で)になって、音のバランスがよくなりました。以前は、低音が暴走するくらいのおっかないスピーカーの印象が強かったです。

tvOSベースに変わった2つの理由(推測)

OSそのものを変えたその理由のひとつは、iOSは内蔵バッテリーに依存するデバイスで動作するように設計されていて、バッテリーの消耗を削減するために、さまざまな回路等の設計で工夫をしています。一方でtvOSは常に電源に繋がれている前提のデバイス設計になっていて、電力削減のために回路的にあれやこれや努力しなくても良い設計になっています。つまり、HomePodも電源に繋がないと動作しないので、iOSではなくtvOSにして、HomeKitのホームハブとしても動作するようにしたと考えられます。

ふたつ目はHomePodにはA8チップが搭載され、このチップは比較的古い世代に入ってきています。次期iOS14ではA8チップをサポートしないことが予想され、そうなるとHomePodもサポート対象外になってしまいます。そこでtvOSに変更することで、A8チップを搭載したHomePodもサポートを継続することができます。つまり、サポートを継続させるためにOSベースの変更を決断したということが推測できます。

HomePodにはさらに小型化したHomePod miniがリリース予定との噂もあり、そういった他の機器との関係もあるかもしれません。今後しばらくしてデスクトップなどにもう少し小ぶりのHomePodが置いてある風景が見られるようになるかもしれません。こちらも楽しみですね。

今の初代HomePodも毎日、良い音を奏でてくれています。今後もアップデートし続けて、よりお気に入りの一品になってくれることを願っています。

今日はこのへんで。