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Apple Siliconで変わるこれからのMacのゆくえ

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こんばんは、ジンです。

6月のWWDCで発表された
Apple Siliconについて

それが採用されたら
これからのMacはどう変わるか?
少し考えてみたいと思います。

Intelを採用して約15年

現状のMacは
「Intelハイッテル」の通り
多くのWindows機と同様、
Intel製のCPU(チップ)が搭載されています。

採用された2006年から
それが現在も続いているわけですが、

AppleはiPhone用に
自社開発のチップを開発していく中で

Intelに代わるMac向けチップの開発も
視野に入れてここ10年ほど取り組んできました。
それが「Apple A」プロセッサシリーズです。

「Apple A」プロセッサですが
この10年でその性能を
飛躍的に向上させました。

今では、Intel製プロセッサを凌駕する
驚異的な実力を持ち

すでにその性能は総合的に見て
Intel製チップから置き換えることが
十分可能なレベルに達しています。

上手な製品サイクル

まずiPhone向けにAシリーズチップを開発し、
それに少し手を加えてiPadにも
AXシリーズとして流用。

型が古くなったモデルは
下位モデルに搭載して
製造コストを削減する

というサイクルを上手に作り出しています。

自社で開発することで
Intelの開発都合に合わせることもなく、
自在に製品リリーススケジュールやサイクルを
コントロールできるというメリットがあります。

Appleの強みは
ソフトもハードも一つの会社で一貫して
設計し、製造することにあります。

もはや、本当に満足のいくプロダクトを
リリースしようと思うと、ハードだけとか
ソフトウェアだけ作るということでは
成り立たないということは

Microsoftの「surface」や
Googleの「Chrombook」、「Pixel」を
見れば一目瞭然。

どちらももともとソフトウェアだけ作っていた
会社ですが、ソフトウェアだけでは

真のプロダクトとして完成しないことが
わかったからこそハードウェアに乗り込んで
きたといってもいいでしょう。

そう考えるとこの10年の間にAppleが
積み重ねてきた自社開発チップの努力と

従来よりずっと貫いてきている
ハードとソフトの一貫した
製造スタイルの方向性は
非常に強みを持っていることも
わかりました。

そして今いよいよ次の段階に入ろうとしています。

iOSデバイスはファンレス

まず、現状のiPad Proを思い浮かべると
あの薄い媒体に高効率プロセッサと

その周辺の回路を搭載した
SoC(システム・オン・チップ)が
入っています。

しかも、iPadもiPhoneも冷却ファンレスです。
そしてバッテリの駆動も現行のMacBook Proの
約半分のバッテリー容量で同等の駆動を実現しています。

もしも次期MacBookシリーズに
この「Apple A」プロセッサが搭載されたら
今よりも長いバッテリー駆動はもちろん

冷却ファンも要らないため、
内部のデザインを大幅に進化させる
ことも可能となります。

具体的にはその空いた空間にさらに
バッテリーを積んだり、あるいは
もっとサイズをダウンさせることは
十分可能となります。

そうすると、
極薄のMacBookが出てきたり
重さ800g代のMacBookなんかも
出てくる可能性があります。

しかも「Apple A」プロセッサは
周辺回路を統合をする
SoCですから
部品の数も大幅に減らせ
それに伴う低価格化も可能となります。

つまり、バッテリーはより長く
高性能・高機能と低価格が実現できる
ということ。

さらに「Apple A」プロセッサは自社設計なので
コア数やメモリのチャンネル数も
モデルや用途に合わせて
自由に設計出来ます。

Macに搭載されている「T2」チップ、
Apple Watchの「S」シリーズや
AirPodsの「H1」シリーズもその一つ。

つまりApple Siliconとは
「Apple A」プロセッサで培われた
上記のプロセッサなどを統合したものと
いうこともできます。

 

まとめ

「Apple A」プロセッサの
メリットをまとめると

  1. 高性能かつ高効率
  2. 低消費電力→より長いバッテリ駆動
  3. 低消費電力→低発熱→ファンレス→省スペース
  4. 部品点数削減→低価格化
  5. モデルや用途に合わせ進化→自由度の高いカスタマイズ可能

この5大メリットからくる
大きなチェンジの流れを
もうすぐ体感することになります。

これからのMacのゆくえ

まず、「Apple A」プロセッサは
MacBookシリーズに搭載することで
その大きなメリットをユーザにアピール
できると思います。

より薄く、より軽く、より安く」を

ウリにしてより洗練されたモバイルデバイスに
進化することが期待できそうです。

そして、iMacはかねてからデザインの
噂があるとおり、iPad Proに似た
ディスプレイでこちらも

より薄く、より速く、より広く」を

揃えた洗練されたデザインに生まれ変わることが
期待できます。

Mac miniは今のApple TVくらいの
サイズも十分視野に入ってきます。

ほんとうの意味でmini

デスクトップにちょこんと鎮座する
Mac miniもかわいらしくて、人気がでそうです。

以上、Apple Siliconを搭載した
今後のMacのゆくえを見てきました。

期待できることはたくさんあり
今後のMacからますます目が離せません。

でも大切なのは、そのMacを使って
何をクリエイトするかですよね。
ただ、持っているだけでは「宝の持ち腐れ」

なんでもいいので
毎日クリエイトし続ける
人生を送りたいものです。

それでは、今日はこのへんで。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。